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the vernal sunshine

【忍題/●っぱい】甘い匂い

お題は一応伏字ですw 書きたいことが上手く纏まらなくて短文です^^;
何を連想したかはあとがきにて記載します~。

        
        
        ~*+* つづき *+*~
        
        

カラン からんと目にも鮮やかな原色の花が回る。
オルゴールのような小さな音と一緒に回る天井から吊るされたソレ。
その真下に置かれているベビーベッドには生後2ヶ月ほどの赤ちゃんが
目をぱっちりと開けて僕を見ていた。

「あーぅ。」

僕が見えているのか、ただ人の気配に気付いているだけなのか
顔を僕に向けて小さな手を一杯に伸ばしてくれているこの子は僕の妹。

「あら、さっきまでお腹が空いて不機嫌だったのに
 ちーちゃんは大好きなお兄ちゃんが判るのね。」

手を伸ばされて、恐る恐る小さな手に指を差し出せばきゅっと握ってくるのを
ミルクを手に戻ってきた母さんが嬉しそうに見ながらそう言う。

「そう・・・かな?」

初めての赤ちゃんは、僕には壊れそうに見えてぎこちなく母さんに答えた。
首も据わってないのに病院で渡されたときは本当に心臓が止まるかと思った。
でも、抱っこした時に感じたミルクの匂いはなんとなく安心できた。

「そうよ。彰君が逢いに来てから、ちーちゃんずーっと貴方のこと探すのよ?」

ぎこちない僕に、母さんはくすくす笑いながらそう言ってベッドの傍に立つ僕の
後ろから腕を回してきゅっと抱きしめてくれる。
ふわふわして暖かい大好きな腕の中で、そうだといいなぁ・・・と思いながら
ベビーベッドに寝転んでる赤ちゃんを見る。

僕の妹、初めて見る赤ちゃん、ちーは僕の手を握ったまま嬉しそうに笑ってる。

「彰君、ちーちゃんのことお願いね?」

柔らかく頭を撫でられて、言われる言葉にうん、と首を立てに振る。

ふわふわ、ぷにぷに、柔らかい手やほっぺたに甘い甘いミルクの匂い。
可愛い僕の妹にこれから振り回されることは確実だけど、それも良いかもしれない・・・。

なんて、母さんの腕の中で思った小2の夏。



***+*** あとがき ***+***
今回もショートショートでお送りしました!!
小学生の男の子に妹が出来たらこんな感じかなぁ・・・みたいなw
もっと単純かもしれないと思いつつ、お兄ちゃんだから頑張らなきゃ!
って、母親を盗られたと思わない子は思うかなぁ・・・って。

ちなみに、お題は「おっぱい」でした。見た瞬間吹いたのは内緒です(笑)
で、私の思考はこんな感じで連想しました。

おっぱい → 大きい → 母乳? → ミルクの匂い → 赤ちゃん

で、赤ちゃんじゃちょっと書きづらかったんで妹が出来た小学生の男の子
にしてみたわけでした、ちゃんちゃん。
この連想は私の周囲に妊婦や出産したばかりの人が多数居るせいですw
そんな私は彼氏の気配すらなく、両親を泣かせていたりしますが気にしない←

お題元:忍題β
他にも素敵な作品一杯です!!是非是非閲覧下さいv

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