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the vernal sunshine

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【夢/忍足】居場所

以前衝動で書いた全6話
書き直そうと思って下げて、そのまま書き直せてない代物。

そんな小説の出だしの断片。
微妙にシリアスっぽいので嫌いな人は注意です!

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        つづきはこちら
        
        

それは一瞬の出来事だった。
今まで遊んでいた女を整理して最後の一人に付きまとわれ、

それを引き剥がそうとしとるうちに着いた約束の場所。
天音との約束の時間にはまだ30分ある。それまでにこいつをどうにかせなあかん…。

そして……。



耳についたのは車の急ブレーキと何かがはね飛ばされるドンッという鈍い音。

そして、スローモーションのように見える目の前で倒れる体。

呼吸が止まった。

目の前が真っ白になって、気付いたら女を振り払って駆け出して救急車を呼んでた。

「ごめん…。ごめんな、天音…。」

一緒に乗った救急車の中で、俺は天音の手を握り締めて謝罪の言葉だけを繰り返してた。

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